弁当を買ってきた、と聞いて連想するものはどんな種類でしょうか。誰しもまず想像するのは「幕の内」ででしょう。そして、それぞれの種類、たとえば「から揚げ」、「とんかつ」、安くてコストパフォーマンスが高そうな「のり弁」がこれに続くのかもしれません。
さて、そんな弁当ですがもちろん年代別に好みが分かれるのです。
まず、人気の二品、「幕の内弁当」と、「から揚げ弁当」の年代別好みの傾向を見てみると、当然のことながら50代以上は圧倒的に「幕の内」を支持し、30代以下は「から揚げ」を支持しています。面白いのは40代であり、「幕の内」、「から揚げ」ともに好みの率が拮抗していることです。
比較的、若い年代ではボリュームがあり、脂っこいものも好んで選ぶ傾向があります。そして50代以上は量はほどほどで中身重視、脂っこいものは遠慮したい、というのがこの好みの結果に現れているものだと察します。そんな中で40代はどちらでも対応できる年代である、つまり40代を境にこの傾向が強くなるということが言えるのです。
では、40代はどんな弁当を選べばよいのでしょうか。
それは「幕の内弁当」に軍配が上がりそうです。おかずが「から揚げ」のみ、というような少し栄養が偏り気味で脂っこい食事より、人生の転換期でもある40代からは「幕の内」のように、比較的栄養バランスのよいものを選ぶほうがいいでしょう。やはり「から揚げ」食べたい、というときもありますが、そんなときには「日替わり幕の内」のようなものを選択すれば、おかずの一品として「から揚げ」が入っていることもあるのではないでしょうか。 |
